スタジオクオリティのCOMP/LIMITERSに触発され、開発された良質ペダル。
【透明性と低ノイズの両方を保証するまったく新しいトポロジー】
本機「ClearComp」は、DSMとHumboldtによって設計および開発された独自のダイナミック·スレッショルド·トポロジーを備え、非常にクリアなサウンドを実現、創出するコンプレッサーです。ほとんどのコンプレッサーは、レベルが閾値(スレッショルド)を超えると、ゲインを徐々に動的に減らします。本機の「DT」トポロジーは、固定ゲイン·リダクションで閾値を動的に変更し、ノイズフロアが低くかつ着色の少ない、ダイナミックレンジの広い、自然で透明な圧縮効果を実現します。また、5段階に点灯するマルチカラーLEDバーグラフを搭載しており、エンベロープレベルをリアルタイムで視覚化する機能を備えています。
ゲインコントロールは、独自の「Variable gain bandwidth(可変ゲイン帯域幅)」回路を備えており、ノイズフロアを制御しながら、トーンをタイトでクリアに保ちます。また、ローエンドをカットするだけという性質のものでは無い為、ピックアップから的確なレスポンスを得るためのチルトコントロールとして機能し、プリトーンコントロールと組み合わせることで、従来のペダルコンプとも一線を画す、幅広く有用な効果が得られます。
本機は、プレイヤーの演奏スタイルや演奏ジャンル、楽器適正に幅広く適応し、甘くクリーンでセンシティブなトーンから、ハイゲインかつエッジの効いた歪みまで幅広いサウンドに対応する、最適なコンプサウンドを探す出すべくデザインされています。そのサウンドは、あらゆるデジタルモデラーにも匹敵するクオリティに仕立て上げられながらも、アナログ回路ならでは迅速な反応と芳醇なダイナミクスをも備えています。ペダルエフェクターならではのプレイヤーの感覚に応えるコントロール効果、表情豊かなサウンドを実現、創出します。
【コントロール】
ClearCompは、スタジオ機器さながらのコントロールを備えています。
Compression: コンプレッサーの入力ゲインをコントロールします。
Ratio: 軽度なコンプレッション(1:2)から完全なリミッティング(1:20)まで、ゲインリダクションの比率を調整します。
Attack: アタックタイムを制御します。スラップ等に有効な5msから、より自然なかかりの100msまで設定可能です。
Release: ゲインリダクションが適用されるタイムを30msから3sの間で調整します。
Blend: 圧縮された信号(エフェクト音)を影響を受けていない入力信号(ドライ音)とブレンドします。
Level: コンプレッサーの出力レベルを設定します。
Threshold switch: 動的閾値(ダイナミック·スレッショルド)の開始点を「HI」または「 MID」、「LOW」に設定する、3ポジション·スイッチ。接続する楽器の出力レベルに応じて、高出力のピックアップやアクティブ楽器には 「HI」、通常の出力のギターやベースには「MID」、ビンテージ·シングルコイルのような低出力の楽器には「LOW」を選択します。