■商品説明
Electro-Harmonixならではの独創的なペダル。
ピッキングの強さによって母音フィルターが変化し、ギターの音をまるで人の声のようなサウンドへと変貌させます。
フィルターのモードは「アーオー」や「オウイー」など人の声が7種類、それに加えElectro-Harmonixを代表するエンベロープ·フィルターのベースボールズとワウのシミュレーション2モードの計9種類あります。
AttackとDecayを使ってフィルターサウンドの始まり方と終わり方を調整し、Sensitivityでピッキングの強さにどのように反応するかを決定できます。
さらに音を作り込むためのモードにすればボリューム、歪みのトーンと量、LFOのスピードや波形を調節できます。
ステレオ仕様でエフェクトループも装備。
EXPペダルを接続すればフィルタースイープをコントロールでき、9プリセットのメモリーも可能です。
イマジネーションを限界まで引き出し、誰も体験したことのないパフォーマンスを実現します。
■仕様
·9 ヴォイス(7 Human Vowel Filter/EH Bassballs/Wah)
·9プリセット
·各ヴォイスのスイープをリバース可能、サウンドをダブリング
·Attack/Decay(フィルタースイープの上昇/下降スピードを独立し調整可能)
·Sensitivity(エフェクトのレスポンスをプレイスタイルに合わせて調整)
·Effect Loop(Send/Return)
·Stereo Output
·Exp. Pedal Input
·Buffered Bypass
·寸法:144mm(W) x 119mm(D) x 60mm(H)
·重量:590g
·電源:9V DCセンターマイナスアダプター JP9.6DC-200(付属)
※アダプターでの使用の際は、必ず純正アダプターJP9.6DC-200(付属)を使用してください。
他社製のアダプターの使用が原因となる破損·故障等が起きた場合、保証期間内であっても保証の対象外となる恐れがありますのでご注意ください。
こちらの商品は日本国内代理店商品となります。
並行輸入品に関しては、代理店保証を受けることが出来ませんのでお気を付け下さい。
エレクトロ·ハーモニックス ステレオトーキングマシーン
エレクトロ·ハーモニックスは、1968年10月 マイク·マシューズによって創業された。最初の製品は“アクシス·ファズトーン”というファズペダル。その後、数々のノーベル物理学賞を受賞している研究所“ベル研究所”にいた技術者、ボブ·マイヤーと共に作ったリニアパワーブースター“LPB-1”という元祖ブースターとも言えるモデルは、通信販売のみだったのにもかかわらず大ヒットし、エレクトロ·ハーモニックスというブランドが広く知れ渡るようになった。続いて69年後半頃には名機“ビッグ·マフ”を発売し、70年代にはスモール·ストーンやメモリー·マンといった現在も人気の高いモデルを続々とリリースし、それらは好調なセールスを記録。70年代は絶好調だったものの、80年代には労働組合やパーツ供給を巡る問題に直面し、84年に一度倒産してしまう。そこでマイク·マシューズは旧ソ連に渡り、88年に新会社“ニュー·センサー·コープ”を設立。“ソヴテック”ブランドのもとで、真空管やエフェクター、アンプといった製品を次々と作り出し、総合音楽機器メーカーとして復活を遂げた。そして91年、一度失ったエレクトロ·ハーモニックスの商標を取り戻し、02年には拠点であったニューヨークに戻り、現在も世界中の多くのプレイヤーに個性豊かなエフェクターを届けている。
エレクトロ·ハーモニックスならではの独創的なペダル“Stereo Talking Machine”は、ピッキングの強さによって母音フィルターが変化し、ギターの音をまるで人の声のようなサウンドへと変貌させる。フィルターのモードは「アーオー」や「オウイー」など人の声が7種類、それに加えエレクトロ·ハーモニックスを代表するエンベロープ·フィルターのベースボールズとワウのシミュレーション2モードの計9種類ある。[ATTACK]と[DECAY]を使ってフィルターサウンドの始まり方と終わり方を調整し、[SENSITIVITY]でピッキングの強さにどのように反応するかを決定できる。さらに音を作り込むためのモード【AUX エディットモード】にすればボリューム、歪みのトーンと量、LFOのスピードや波形を調節できる。ステレオ仕様でエフェクトループも装備。EXPペダルを接続すればフィルタースイープをコントロールでき、9プリセットのメモリーも可能である。イマジネーションを限界まで引き出し、誰も体験したことのないパフォーマンスを実現する本機で、新たなサウンドの可能性を見つけてみてはいかがだろうか。※アダプターでの使用の際は、必ず純正アダプターJP9.6DC-200(付属)を使用してください。他社製のアダプターの使用が原因となる破損·故障等が起きた場合、保証期間内であっても保証の対象外となる恐れがありますのでご注意ください。
■BLEND：アウトプットから出力されるエフェクト音とドライ音のバランスを調整。ノブを最小にセットすると100%ドライ、最大にすると100%エフェクト音となる。
■VOICE：ボイスタイプを選択。[VOICE]ノブを回すとエフェクト音のフィルタータイプが切り替わる。新しいVOICEが選択されるとインジケーターにてわずかな間点灯する。[SENSITIVITY]ノブにてVOICEの極性を反転可能。
■ATTACK：フィルタースイープの上昇タイムを調整。上昇タイムはエンベロープジェネレーターが静止位置から最大のポジションに達するまでの時間である。[ATTACK]ノブを最小にすると最速(8ms)に、最大にセットすると最も遅く(1200ms)なる。
■DECAY：フィルタースイープの下降タイムを調整。上昇タイムはエンベロープジェネレーターが最大のポジションから静止位置に達するまでの時間である。ATTACKタイムが完了するとフィルタースイープのディケイが始まる。[DECAY]ノブを最小にすると最速(8ms)に、最大にセットすると最も遅く(1200ms)なる。
■SENSITIVITY(＋ボイス極性)：フィルターが動作を始めるインプットヴォリュームを調整し、楽器のダイナミクスへのレスポンスを変える。12時の位置でエンベロープへのレスポンスはゼロになる(エクスプレッションペダル使用時におすすめのセッティング)。ノブを12時から左右に回すとより反応が強くなる。12時から時計周りに回した際にはフィルタースイープは前向きになる(例：OW→EE)。12時から反時計周りに回すとフィルタースイープは後ろ向きになる(例：EE→OW)。
PRESETフットスイッチをホールドすると【AUXエディットモード】に入る。ホールドしている間は黒ノブがAUX機能の役割に変わる。AUX機能では[FUZZ]、[LFOフィルターモジュレーション]、[ボリューム]のコントロールが可能。これらのセッティングもプリセットの一部として保存される。
■VOLUME(BLENDノブ)：出力レベルを調整。ノブを上げると音量が上がる。■FUZZ TONE(VOICEノブ)：[FUZZ]の高域を調整。ノブを上げると高域が強くなる。[FUZZ GAIN]がゼロ(オフ)の位置にある場合、このノブは無効となる。■FUZZ GAIN(ATTACKノブ)：ディストーション量を調整。ノブを上げると歪み量が増える。最小にセットするとファズはバイパスされる。■LFO RATE(DECAYノブ)：LFOモジュレーションにスピードのレートを調整。[LFO DEPTH/SHAPE]ノブがゼロ(オフ)に位置にある場合、このノブは無効となる。■LFO DEPTH/SHAPE(SENSITIVITYノブ)：フィルタースイープをモジュレートする三角波、鋸歯状波モジュレーション量を調整。12時の位置でモジュレーションはオフで12時から右に回すと鋸歯状波モジュレーションが強く、12時から左に回すと三角波モジュレーションが強くなる。
EXP.PEDAL 端子本機のフィルターをマニュアルコントロールするためのエクスプレッションペダルを接続するジャック。エクスプレッションペダルを使用する場合でも[SENSITIVITY]ノブは有効で、楽器のダイナミクスに合わせてフィルターがスイープされる。そのため、エンベロープレスポンスによるフィルターモジュレーションを無効にしたい場合は、[SENSITIVITY]ノブを12時にセットする。AUX機能をオンにするとLFOもモジュレート可能。[SENSITIVITY]ノブをネガティブレンジに少し移動させると踵とつま先のポジションを反転可能。
2つのアウトプットを装備本機はモノ(シングルアウト)、ステレオ(デュアル)でのオペレーションが可能。ステレオコンフィギュレーションではVOICEモード、[WAH][BB][AH-OO][AH][OW-EE]はフィルターと同期したパンスイープを生み出し、VOICEモード[EE][EE-ER][AH-I][I-A]は幅広い音像を生み出すためにフィルターを別々にシフトする。
エフェクトループ機能搭載プリアンプとフィルターセクションの間に外部エフェクトをインサート可能なエフェクトループが搭載されている。[SEND]ジャックから外部エフェクトに出力し、外部エフェクトの出力信号を[RETURN]に入力する。
お気に入りの設定を保存可能本機は9プリセットを保存可能。プリセットには黒ノブのセッティング、AUX機能のセッティングが保存される。プリセットが作成されると、電源をオフにした後再起動しても、そのセッティングは記憶されている。プリセットの保存方法も簡単。求めるサウンドに各ノブをセッティングしたら保存先となるPRESET LEDナンバーが点灯するまで[PRESETS]ノブを回す。[PRESETS]ノブを3秒程度ホールドするのみで保存完了となる。プリセットの読み込みも[PRESETS]ノブやPRESETフットスイッチで簡単に行える。